ご挨拶
西成病院 理事長 河口 義憲
このたび当延山会は、平成25年9月1日より通常の医療法人から北海道知事の認可を得て、社会医療法人となりました。元来医療の目的は営利では無く、医療法人はその経営内容を医療法により制限されています。
社会医療法人とは、医療の非営利性を高度に保ったまま、経営の透明化と効率化、また地域医療の安定化を目指す新しい制度です。
延山会は3つの病院による通常の医療行為以外に、西成病院が僻地医療という公益性の高い医療に携わっていることにより、社会医療法人化が認定されたものです。社会医療法人の認定は全国で今まで203法人が、北海道では24法人が認定されており、今回これに続いての認定となりました。西成病院が手稲区曙の地で、地域に密着して急性期から慢性期、在宅医療まで一貫して手がけてから、丸23年になります。
3月には念願の新しい病院に生まれ変わり、更に機能的な医療環境となりました。
また延山会発祥の北成病院は、開院より一貫して内科系特に循環器領域で、救急を含む医療サービスを提供してきました。苫小牧澄川病院は、急性期を過ぎた次の段階の患者さんの受け皿として、苫小牧の医療圏で現在まで実績をあげてきました。今回の認定により延山会は、更に社会のためになる組織で有り続けるため、職員一同いっそうの努力を惜しまない所存です。
今後とも延山会とのお付き合い、ご支援を宜しくお願い申し上げ、社会医療法人認可に際してのご挨拶とさせて頂きます。
ご挨拶
西成病院 院長 西 研
皆様におかれましては、益々ご清祥にてお慶び申し上げます。新型コロナウイルスが蔓延して4年が経過し、昨年5月からは2類から5類に移行となり、日常生活が戻りつつあります。
しかしながら、表には現れなくなりましたが、感染者はやはり多く日々変動しているのが実情です。
さて、当院では本年4月より新体制で診療にあたっております。
健診部門の充実とともに欠員でありました、糖尿病専門医を常勤医として迎え、皆様の診療に更に貢献出来るものと自負しております。
本年3月より当院もかねてからの念願でありました、電子カルテの導入を果たし、診療のスムーズな流れを確保すべく日夜邁進している次第です。
まだ、導入から日が浅いので、患者様には多少の不便があることは分かっておりますが、早々に解消すべく努力していく所存です。
今後とも信頼される病院として、地域医療に貢献して参る所存です。宜しくお願い申し上げます。