5月28日(木)手稲老人福祉センターで当院糖尿病センター長 渥美敏也医師が「糖尿病と合併症(感染症)について」講演しました。
糖尿病とはどんな病気かを、インスリン発見の歴史を敷衍して
分かりやすく説明しました。
たとえ糖尿病になっても血糖コントロールを上手にすることで、
恐ろしい合併症は防げます。
実際に西成病院に糖尿病の教育入院をした患者さんは、
良好な血糖コントロールを実現しております。
新型インフルエンザの流行に伴い糖尿病患者は重症化するとの報道がなされていますが、これについては正しい理解が必要です。
血糖管理がきちんと出来ている人は、一般の人が新型インフルエンザにかかる場合とたいした差は有りません。
血糖コントロールの悪い人や進行した合併症の人は
充分な注意を払わなければなりません。
インフルエンザ以外にも多くの感染症があります。
糖尿病患者には同じ事がいえますので充分注意する事が大事です。