近年、高齢者の骨折の原因として骨粗しょう症が注目されています。
骨粗しょう症とは骨の量が減少し骨がスカスカになってしまう状態をいいます。そのため骨強度が低下し、ちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。圧倒的に女性に多いのが特徴で、若い女性の極端なダイエットも要因の1つと考えられています。この病気は自覚症状のないまま進行するので、「骨密度」を定期的に測定し、普段からの予防を心がけることが極めて重要なことになります。
当院では、DIP法による検査を行っています。
DIP法とは骨陰影濃度とアルミスロープの陰影濃度を比較分析する方法です。検査方法は手とアルミスロープを同時にX線撮影し、撮影した写真を用いて高分解能画像処理装置により骨塩量を算出します。
(実際の撮影)
<1つでもあてはまる方におすすめします>
1.閉経後の女性の方(特に50歳以上の女性)
2.小柄、やせ気味の方
3.運動不足の方
4.偏食、不規則な食生活の方
検査は4ヶ月毎に行い、経過観察または治療をいたします。
検査結果は、撮影後1週間程でお知らせできます。
加齢により、だれでもしだいに骨の量が減ってきます。この骨の減り方が著しいと腰や背中に痛みが起きたり腰が曲がってしまったり、骨折が起きやすくなったりします。
一度検査してみてはいかがでしょうか。当院の医師にご相談下さい。(画)
(実際の写真)