現在、新型インフルエンザ(H1N1)が猛威を振るっていますが、例年の統計から考えると12月から季節性のインフルエンザが流行してきます。インフルエンザの予防には、手洗い・うがいや、マスクの着用、適度な湿度(50~60%)の保持を保つこと、インフルエンザワクチンの接種などがあります。
インフルエンザワクチンは効果がでてくるのに接種後約2週間と言われていますが、徐々に抗体が増加してくるので、その間に感染してもその分症状は重くはなりません。効果は3~5ヶ月間持続しまので、季節性インフルエンザワクチンの接種時期としては12月上旬までにすませるのがいいかもしれません。
日本における研究では、65歳以上の健常な高齢者については、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったという報告があります。小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病(発熱)を阻止する効果は約20~30%で、1歳未満の乳児では 対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。(薬)
当院でのインフルエンザワクチンの予防接種
①新型インフルエンザ(H1N1)ワクチン
予約制でこの先どの程度の量が入荷するか不明な為ご希望に添えない場合があります。
②季節性インフルエンザワクチン
希望された方から順次行っていますのでご来院ください。在庫が無くなり次第終了します。
【 参考文献 】
厚生労働省 インフルエンザQ&A