健康の3本柱として厚生労働省は「栄養・運動・休養」を提唱しています。この柱のひとつである「運動」の代表例は歩行になると思います。1日当たりの目標とする歩数は10000歩と言われていますが、みなさんは毎日何歩くらい歩いていますか?
今回は歩行習慣を身につけるための6つのポイントを紹介します。(リ)
〈歩行習慣を身につけるための6つのポイント〉
①歩数を歩行時間で覚えましょう。10分間歩くと約1000歩です。
②歩数を生活のパターンとして体で覚えましょう。例えばスーパーへの買い物は何歩、通勤は何歩、といった具合です。
③最初から欲張らないことです。4000歩増やす場合も、まずは1日1000歩増やすことから始め、3ヶ月かけて徐々に4000歩増やせば良いのです。
④歩行は連続しなくても構いません。1日の合計が1万歩(1週間の合計が7万歩)になるようにしましょう。
⑤日常生活の中で歩行によって移動する機会をできるだけ多く作りましょう。
⑥歩行に目的をもたせましょう。休日にはショッピングに出掛けたり、図書館を訪ねたりするのも良いでしょう。
(「健康づくりのための運動指針2006」より)