平成22年5月28日、手稲老人福祉センターで第2回健康講話を当院副院長 西 研 医師が講師となって「上部・下部消化管と内視鏡検査」について講演いたしました。
上部消化管(胃)については、内視鏡の映像をもとに胃の代表的な病気について分かりやすく解説しました。
内視鏡の精度・治療は特段に進歩しており、昔は開腹手術になる病気も、最近は内視鏡により体に負担をかけずに治療が出来るようになっているので、年一回は定期的に内視鏡検査をうけ、早期発見・治療して欲しい。また、日本では60才以上の成人の約80%がピロリ菌に感染しており、そして胃癌に結びついております。簡単な検査で発見できるので、ピロリ菌の除菌についても積極的に行うように勧めました。
中部消化管(小腸)の検査は、これまで難しく苦痛の伴うものでしたが、カプセル内視鏡により無痛的に精度の高い検査ができるようになった事。手稲地区では西成病院だけが実施しており、是非、検査に来ていただきたい。
下部消化管についてもお話ししたいが時間がないので、次の機会にお話しする事を約束して講話を終了いたしました。
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手稲老人福祉センター第2回健康講話「上部・下部消化管と内視鏡検査」開催しました
DATE » 2010.06.15