血管内皮機能を調べる検査として、FMD検査というものがあり、当院でも最近導入されました。
では、血管内皮機能とは、どういうものなのでしょうか。
動脈硬化は、血管内皮機能が低下することから始まります。
血管内皮は、血管の一番内側にある細胞層のことで、血管内皮細胞が弱ると、動脈硬化が速く進行すると言われています。
血管内皮機能は、高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満だけでなく、メタボリックシンドロームや、良くない生活習慣(喫煙、運動不足、偏食)でもその機能が低下してしまいますので、日ごろの生活習慣の見直しなどが必要ですね。
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