白いブーケのような野菜「カリフラワー」は独特の歯ごたえとクセのない味わいで、サラダやスープ、煮込み料理など様々な料理に使えます。カリフラワーの祖先はキャベツや白菜などと同じ野生のケールといわれ、ブロッコリーの突然変異でカリフラワーが出来たと考えられています。カリフラワーの栄養はビタミンCが豊富で淡色野菜の中でもトップクラス。加熱で壊れないのが特徴で抗酸化作用が風邪予防や免疫力アップに効果が期待でき、血圧の上昇を抑制し脳梗塞や動脈硬化の予防によいとされるカリウムや、腸を掃除してぜん動運動を促す作用のある食物繊維も含まれています。カリフラワーは葉、茎と全部食べられる野菜なので余すとこ無く丸ごと栄養を摂りたいですね。美味しいカリフラワーの選び方はつぼみがかたくしまってこんもりとしているもの。持ったときに重みがあり、葉の緑色が鮮やかで切り口がみずみずしいものを選びましょう。茶色や黒いシミやつぼみが開きかけているものは鮮度が落ちているので避けたほうがよいでしょう。
< PDF:まるっと!ジャーマンカリフラワー.pdf >