大豆は古くから日本で親しまれてきた食材のひとつで、豆腐・納豆・味噌・醤油など和食に欠かせない食品です。大豆が「畑のお肉」と呼ばれているのは、大豆に含まれる豊富なたんぱく質がお肉に匹敵するためです。大豆の栄養は三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質をバランス良く含む他、食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンB1・葉酸など様々な栄養素を含んでいる自然のバランス栄養食と言えます。さらに大豆に含まれる機能成分には、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンがあり、骨粗鬆症の予防や更年期障害の不調改善などの作用が期待されています。また大豆レシチンには総コレステロールの低下作用、大豆サポニンにはがん・動脈硬化症の予防、血中脂質の低下作用などが期待されています。大豆は加工することで栄養素が増える物や消化吸収が良くなる食品もあります。大豆・大豆製品を毎日の食事に取り入れてはいかがでしょうか。
< 大豆のバター醤油炒め.pdf >