ちょっと聞きなれない野菜「ロメインレタス」。日本ではあまり馴染みの無い野菜でしたが最近は栄養価の高さと美味しさから、スーパー等でもよく見かけるようになりました。ロメインレタスの葉の外側の葉には太い葉脈があり、ここを割ってみると乳液状の成分が出て来ます。そのまま食べると苦いのですが、この乳液状の成分に栄養価があるとされ、特に抗酸化物質が多く免疫作用の強化が期待出来ます。栄養成分で特に注目したい成分が、ベータカロテン、葉酸、カリウムが豊富で、ベータカロテンは抗酸化作用や免疫力のアップ、必要に応じてビタミンAに変換され活性酸素の除去、視力回復など必要不可欠な栄養素です。葉酸は体内の細胞分裂やDNAの合成に必要な大切な栄養素で、ロメインレタスにはレタスの1.7倍もの葉酸が含まれます。カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあるので高血圧予防に効果的です。ロメインレタスは葉が肉厚でしっかりしているのでサラダの他にも炒め物や煮込みなどでも美味しく食べられます。