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新着情報

 近年の食生活の欧米化や高齢化に伴って動脈硬化による疾患は増加しています。

頸動脈は動脈硬化の好発部位であり、頸動脈における動脈硬化を評価することは全身の動脈硬化の進行を把握する指標となります。

 

 

どんな検査か?

 

 首には心臓から脳に血液を送る頸動脈という血管があります。

この頸動脈に向けて超音波を送信し、跳ね返ってくる反射波を画像として描出して、頸動脈の動脈硬化の程度を評価します。

 

 首にゼリーのついたプローブ(超音波発生探触子)を当てて、頸動脈の様子を観察していくので、検査時には首が広く見えるようにしていただきます。

超音波で見える範囲に狭窄や閉塞などの病変の有無や、頸動脈の血流状態も詳しく見ていきます。

 

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 動脈硬化症の危険因子の評価として頸動脈の動脈硬化が強いほど、他の部位の動脈硬化も進行していると考えられ、心筋梗塞などの虚血性疾患や脳梗塞などの脳血管疾患が発生しやすいと推定されます。

 また、糖尿病の経過観察にも有用な検査となっています。

 

検査を希望される方は、予約が必要となりますので医師にご相談ください。

 

糖尿病センター広報誌"第11号"(2011.11.04)発行しました。
花笑み第11号(H23.11.04).pdf

草野球と指導者 [ お知らせ ]

 40歳を過ぎてから友人に誘われて草野球チームに入ったのが今から4年前。プロ野球中継を見る事は好きだったものの、野球の経験はほとんどありませんでした。それでも下手の横好き、生活習慣病予防のためと思い、毎年5月から10月まで月に2~3回ずつの試合に参加してきました。およそ15人いる仲間たちも本格的に硬式野球をやっていたのが1名、少年野球レベルが5人と素人ばかりの弱小チームです。お陰で気後れすることなく和気藹々と連敗街道をひた走っていました。

 3年目の昨年、キャプテンのGさんが職場の後輩S君(22歳)をわがチームにスカウトしてきてくれました。彼は高校まで本州の有名校で硬式野球部に所属し、サウスポーのピッチャーで肩を壊して投げられなくなるまではバリバリのエースだったとの事でした。肩を壊しているとの事だったので最初はファーストについていましたが、痛い肩で投げてもほかのピッチャーより球速もコントロールもよかったため2試合目からは先発ピッチャーとして登板し、草野球チーム相手とはいえいきなり完封で公式戦チーム初勝利を挙げてくれました。
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 そんな彼が僕にピッチャーを勧めてくれたのは体格(185センチ)と肩だけはチーム一強かったのを見込んだためでした。若干のトレーニングを積み試合でも投げさせてもらえるようになった頃、普段の生活やキャッチボール程度では全く痛くないのにブルペンや試合で投げると肩の後ろ側に痛みを感じるようになりました。「そのうち(痛みも)ひくだろう」と考え2週間がたちましたが一向に痛みはひかず、「それじゃ自分で治そう」と職業柄(リハビリ職員)知っている知識を動員して治療を試みましたが、そのまた2週間たっても痛みは変わりませんでした。我慢しながら投げていた僕にS君が「肩痛いんですか?」と声をかけてくれました。これまでの経過と症状を話し、ブルペンで投げるフォームをチェックすると、僕の投げ方で痛みが出る原因とその修正方法をほんのわずかの時間でつきとめて教えてくれました。彼の助言に従って投球練習を再開したところさっきまで痛かったはずの肩が徐々に痛みの無い状態になって行ったのです。
正しい投球動作を理屈では分かっていても実際に自分がするのは難しいですね!
それ以降今まで再び痛みが出る事はありません。

 その年の暮れ、S君は札幌での研修を終え埼玉の本社に配属となりチームを離れる事になりました。これまでと同じ素人の横好きチームのままですが、少しずつみんな上達してきています。でも野球を知っているS君のような人がいてくれたらと思う今日この頃です。

 少年野球で指導者の存在は重要ですが、草野球のチームにも怪我を防ぐ意味で野球を良く知っている指導者が必要かもしれませんね。

 平成23年10月19日(水)西成病院内で第7回糖尿病教室を開催致しました。

 当院糖尿病療養指導士でもあり薬局長の 小林英二 が「糖尿病の飲み薬について」スライド形式での講演でした。
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 当院で処方されている6種類の薬について、特徴と低血糖の出やすさについての説明でした。

 病気で薬を飲まれている方は多いかと思いますが、今回の糖尿病教室での説明を聞き、自分自身で薬の効力をきちんと把握するという事が、いかに大切かを考えさせられました。

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次回は、11月16日(水)午後1持~午後1時30分
看護師 津嶌 実佳子 「糖尿病と歯周病の関連について」 です。

平成23年9月に暖房用ボイラーを更新しました。
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この更新によって

①今回の工事で長期間使用したボイラーを重油使用から、LPG(液化石油ガス)使用へ燃料を変更いたしました。
重油からLPGへ変更する事により煤煙の排出がなくなり、ススによる大気の汚染の心配がなくとてもクリーンな環境にやさしい排気となりました。

②ボイラーの温水温度設定機が新しくなった事により、温度設定の幅が広がりより細かな対応が可能になりました。
一年の中で春と秋は暖房の出力を抑えた運転が可能で、冬には能力を100%発揮し今までより快適なお部屋の温度調整が出来るようになりました。

平成23年10月にX線撮影装置を更新しました。

立位撮影台は転倒防止のグリップ付きになり、


臥位撮影は安全に寝ていただくため昇降機能のついた装置に変更しました。
床との段差も無くなり患者様によりやさしい撮影室になりました。

これからも患者様の機能に応じた安全な検査に努めていきたいと思います。

糖尿病センター広報誌”花笑み第10号(2011.08.03)”発行しました。

花笑み第10号(H23.08.03).pdf

 一時期、子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)が全国的に医療機関に納品されない状況となっていましたが、新規接種ご希望の方にも完全予約制で再開いたします。

平成23年8月17日(水)西成病院内で第5回糖尿病教室を開催致しました。
当院糖尿病療養指導士でもある 森山由希子看護師が、「フットケアの必要性について」スライドを用いて発表を行いました。

今回は、とても身近ですがあまり気に留めない方も多いのでは? と思うお話で、糖尿病の患者様だけではなく、多くの皆様にも聞いて欲しい内容でした。
「足は第2の心臓」と言われておりますが、その「足についてのお手入れ及びケア・機能・状態の把握・靴選びについて」というお話でした。

器具については、ペンチ型の爪切り・ガラスやすり・たこを削るコーンカッター等の写真を見ながらの使用方法。
 
足の機能については、血液を心臓に押し上げる役割・筋肉量や骨の数等、足がいかに大事であるかの説明。
 
病状については、とても身近な爪白癬(爪水虫)・靴擦れから神経障害迄、様々な症例についての説明。

 足の状態を把握するには、ひび割れ・たこ・爪の伸び等々を注意深く観察する事、観察方法は、人に見てもらうのが一番良い方法ですが、一人でも鏡を使うと見易くなるということ。

 靴選びについては、靴ずれが思わぬ障害を招き、その発症例や自分に合った靴を選ぶことの大切さ、靴選びの9個のポイントを紹介。

 最近は、ファッションの流行で夏でもブーツやブーティーなどを履き、女性の水虫患者が急増しております、是非皆さんもご自分の足を観察し、今まで以上にお手入れを行ってみてはいかがでしょうか。

次回は、9月21日(水) 午後1持~午後1時30分
「皆さんからの質問を受けます」 です。

【PWV/ABI検査とは・・・?】
PWVとは、Pulse Wave Velocity(脈波伝達速度)の略で、
ABIとは、Ankle Brachial Index(足関節上腕血圧比)の略です。

【検査はどのように行うのか・・・?】
所要時間は5分程度で、ベッドの上で仰向けになり、両側の腕と足首に、血圧計の帯(カフ)、心電図の電極、心音マイクを装着します。

検査中は2回血圧計のカフがきつくしまります。


PWVは簡単に言うと、『比較的太い血管の硬さ』の指標のひとつです。
血管の壁が硬いほど(動脈硬化が強くなるほど)拍動が速く伝わるという性質があるので、血管の壁が硬いほどその数値は高くなります。
よって、PWVは年齢と共に増加します。
また、当院では推定血管年齢が出るようになっております。

予約の必要はない検査です(待ち時間は出る可能性があります)ので、診察時に医師にご相談下さい。

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