平成22年8月30日 手稲老人福祉センターで健康講話を当院消化器内科医 小林医師が講師となり「大腸癌について知っておくべきこと」について講演をいたしました。
前回の健康講話において西副院長から「上部消化管(胃)・中部消化管(小腸)」について話ししてありましたので、今回はその続きの大腸がテーマになりました。
日本人のライフスタイル・食生活の変化(肥満・運動不足)により男性・女性とも大腸癌が急激に増えてきております。しかも、症状が出た時にはかなり病状が進行しているので、いかに早期発見して早期治療することが重要といえます。
大腸癌を見つける検査は色々ありますが、内視鏡検査が有効であり、負担の少ない治療が可能となります。
大腸癌の予防のまとめとしては、①食事に気をつけて運動に努めること ②症状が無くても年1回は大腸の内視鏡検査を受け早期発見出来るようにすることです。