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新着情報

 平成22年11月22日(月)11時から手稲老人福祉センターで当院糖尿病内科医長 吉田昌弘医師が『糖尿病について』と題し約30人を相手に講演しました。

 日本人は欧米人に比べインスリンを出す力が弱く、糖尿病になりやすい体質であり、車の普及による運動不足や食事内容の変化などが糖尿病増加の原因であると説明しました。

 治療の評価には平均の血糖値を表すHbA1cの数値が重要であること、また糖尿病が悪化すると様々な合併症を引き起こし、進んだ合併症は血糖値を良くしても治らないことなどを説明しました。

 糖尿病の治療は血糖値を下げるだけではなく、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」などにより健康な生活を続けることが大事で、治療を長続きさせる方法は「適切な目標を持って自分で管理をする」ことが大事であると説明しました。

 講演終了後には質問も多数あり、処方されている薬を見比べるなど糖尿病に関しての意識の高さがうかがえました。

糖尿病センター広報誌”花笑み第7号(2010.11.01)”発行しました。

花笑み第7号(H22.11.01).pdf

よく見られる心電図 [ お知らせ ]

 日常的によく認められる心電図波形は各種ありますが、今回は上室性期外収縮(基本調律の心周期より早期に興奮が認められる。)について記載いたします。この上室性期外収縮は心房性と房室接合性に分けられるますが、実際には分類困難例も多数認められる事から合わせて上室性期外収縮と呼んでいます。
 下図に実例を示します。

【上室性期外収縮 】
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 左から4拍目のQRS波が早期に出現しています。QRS波形は先行波と同型である。
 
 臨床症状は単発の場合は殆ど無く、連発時に動悸や胸の異和感等で医療機関に訪れ心電図記録時に発見されるケースが大部分です。

 下図は上室性頻拍の実例です。心拍数約250~300回/分整。
     
【上室性頻拍】
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心疾患の有無により処置が変わってきますので、何か変だなと思われました当院循環器内科への受診をお勧めいたします。

平成22年10月1日から、インフルエンザワクチンの接種を開始いたします。昨シーズンに流行した新型インフルエンザにも対応したワクチンです。


接種料金
  ●12歳まで    3,500円(2回接種)
    初回接種時に2回分の料金をいただきます(返金はいたしません)。
  ●13歳以上    3,000円(1回接種)


※札幌市内在住で65歳以上の方および一定の条件を満たした60歳以上65歳未満の方は平成23年3月31日まで1,000円で接種できます。詳しいことは受付窓口または保健所(622-5199)にお問い合わせ下さい。

平成22年の第3回の学習会は、美唄への小旅行です。
シルバーウィークの最初の日 9月18日(土)手稲駅に集合し貸切バスにて美唄ゆーりん館へむかいました。
 午前9時54分10秒にゆーりん館に到着。早速、「運動療法」を開始いたしました。パークゴルフです。3組に分かれてプレーいたしました。
 

 花笑み6号で紹介いたしましたが、あけぼの友の会の会員には糖尿病克服のためパークゴルフを取り入れ、インスリンを使わないまでに血糖値を改善したTさんがおります。
 Tさんを見習い、友の会の多くの会員がパークゴルフを運動療法に取り入れております。
ゆーりん館のコースはなかなか難しいコースで、何打でホールアウトしたか数えきれないことが多々あるなか(もちろんイーグルやバーディも沢山ありました)、秋晴れのもと心地よい汗を流すことが出来ました。
 続いて「食事療法」ですが最悪となりました。用意された松花堂弁当は何という豪華な内容でしょう。日頃、摂取カロリーに気を使っている我々としては、葛藤の時間となりました。運動療法の後のビールの誘惑にも悩まされました(3人くらい)。

「糖尿病とのお付き合いを如何に上手に行うか?」のテーマに、色々な教訓を学んだ、有意義な秋の小旅行となりました。

平成22年8月30日 手稲老人福祉センターで健康講話を当院消化器内科医 小林医師が講師となり「大腸癌について知っておくべきこと」について講演をいたしました。

 前回の健康講話において西副院長から「上部消化管(胃)・中部消化管(小腸)」について話ししてありましたので、今回はその続きの大腸がテーマになりました。

 日本人のライフスタイル・食生活の変化(肥満・運動不足)により男性・女性とも大腸癌が急激に増えてきております。しかも、症状が出た時にはかなり病状が進行しているので、いかに早期発見して早期治療することが重要といえます。

 大腸癌を見つける検査は色々ありますが、内視鏡検査が有効であり、負担の少ない治療が可能となります。

 大腸癌の予防のまとめとしては、①食事に気をつけて運動に努めること ②症状が無くても年1回は大腸の内視鏡検査を受け早期発見出来るようにすることです。

まだまだ暑い日が続いています。ちょっと涼みに「星置の滝」にいってきました。

星置の滝は当院と同じ手稲区の住宅地のそばにあります。
道路脇に小さな案内板があり、石段を下りていくとほんの2~3分で滝に到着します。

学校などがある住宅地に滝があるのにも驚きましたが、大きさにもびっくりしました。

木々が茂っていて滝の全景は見えにくかったですが、高さは10m以上の2段の滝で大変立派なスケールでした。

糖尿病センター広報誌”花笑み第6号(2010.08.09)”発行しました。

花笑み第6号(2010.08.09).pdf

平成22年7月31日開催した学習会は、当院糖尿病センターの吉田昌弘先生から「インクレチン関連薬」についてお話を聞きました。

近年、糖尿病の新しい飲み薬として「インクレチン関連薬」が注目されています。

インクレチンとは小腸より分泌されるホルモンで、血糖上昇時にのみインスリンの分泌を促進するという作用があります。さらに、胃腸の運動を抑える、食欲を低下させる、膵臓のインスリンを出す細胞を保護するなどの作用もあります。体内のインクレチンはDPP-4という酵素で分解されて活性を失うという特徴があります。

注射薬の「GLP-1受容体作動薬」は体内で分解されずにインクレチンと同じ効果を及ぼします。内服薬の「DPP-4阻害薬」は体内のインクレチンの分解を防いでその効果を高めます。これまでの糖尿病の飲み薬では、低血糖や体重増加の副作用、長年使っていると効かなくなってくるなどの欠点がありました。「インクレチン関連薬」は、低血糖が起こりくい、体重が増えにくい、体内のインスリンを出す細胞を増やす可能性があるなど、これまでの薬になかった特徴があります。

西成病院ではGLP-1受容体作動薬の「ビクトーザ」、DPP-4阻害薬の「ジャヌビア」「グラクティブ」「エクア」を取り扱っています。当院の2型糖尿病の患者さんのデータでは、食事療法と従来の飲み薬でHbA1c 8%以上と高かったのがDPP-4阻害薬の使用で平均1%程度改善していました。糖尿病の薬には様々な種類があり、その選択は患者さんの病態により千差万別となっておりますが、「インクレチン関連薬」は大いに効果が期待されています。%E8%96%AC%E5%86%99%E7%9C%9F%20%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.JPG

平成22年7月17日(土)、毎年恒例の西成病院夏祭りを開催しました。

入院患者さんに少しでも夏気分を持ってもらおうと病院駐車場で毎年開催しています。

また、通院中の患者さんやご家族、近隣住人の方なども来場し賑やかに行われました。

焼き鳥や綿あめ、ヨーヨーにスイカなど夏祭りらしい出店で、来場者の方も喜んでいただけたと思います。

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