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新着情報

先に「西成ブログ」にて案内いたしておりました「健康講話」が、平成21年11月24日開催されました。

テーマ  「糖尿病合併症とフットケアについて」
講 師  森山 由希子 (西成病院 病棟主任看護師・日本糖尿病療養指導士)
内 容  糖尿病の方もそうでない方にも、病気から身を守るために日常生活上の注意点についてです。
       ①食事、運動療法、 ~どのように行うとよいか~
       ②感染から身を守る方法 ~足の手入れの大切さとその方法~
       ③タバコの害について ~禁煙のすすめ~

会場の手稲老人福祉センターの2階教養講座室は定員を超える45名でいっぱいになりました。
 
講師の森山看護師は、日々病棟にて糖尿病の患者さんに接しており、またフットケア外来を担当し実際に治療に当たっての体験から、分かりやすく、実践的な話となりました。
 糖尿病は、日常の生活の中で食事や運動をチョット見直すだけで、予防できる病気であり、たとえなったとしても、医師と相談しながら食事や運動に気をつけて血糖をコントロールすることで克服できること。身体を清潔に保つことは重要で、口の中を清潔にすることで歯周病の予防ができること。足についても、毎日足をみること・清潔にたもつこと・爪は正しくきる・足に合った靴を選ぶがいかに大切であるとの話がありました。

近年、高齢者の骨折の原因として骨粗しょう症が注目されています。

骨粗しょう症とは骨の量が減少し骨がスカスカになってしまう状態をいいます。そのため骨強度が低下し、ちょっとした衝撃で骨折しやすくなります。圧倒的に女性に多いのが特徴で、若い女性の極端なダイエットも要因の1つと考えられています。この病気は自覚症状のないまま進行するので、「骨密度」を定期的に測定し、普段からの予防を心がけることが極めて重要なことになります。

当院では、DIP法による検査を行っています。
DIP法とは骨陰影濃度とアルミスロープの陰影濃度を比較分析する方法です。検査方法は手とアルミスロープを同時にX線撮影し、撮影した写真を用いて高分解能画像処理装置により骨塩量を算出します。
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(実際の撮影)

<1つでもあてはまる方におすすめします>
  1.閉経後の女性の方(特に50歳以上の女性)       
  2.小柄、やせ気味の方       
  3.運動不足の方
  4.偏食、不規則な食生活の方

検査は4ヶ月毎に行い、経過観察または治療をいたします。
検査結果は、撮影後1週間程でお知らせできます。

加齢により、だれでもしだいに骨の量が減ってきます。この骨の減り方が著しいと腰や背中に痛みが起きたり腰が曲がってしまったり、骨折が起きやすくなったりします。

一度検査してみてはいかがでしょうか。当院の医師にご相談下さい。(画)

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(実際の写真)

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 平成21年11月14日は「世界糖尿病デー」ということで、世界中でイベントが開催されました。

 札幌では、『日本糖尿病協会北海道支部主催特別講演会の開催』と『札幌時計台と札幌テレビ塔のブルーライトアップ』が実施されました。

 「あけぼの友の会」の学習会は、この記念行事に参加するかたちで実施し、この日は12時に札幌駅に集合。大丸デパートで交流会を開催した後、雨の降りしきるなか講演会会場の北海道厚生年金会館ウエルシテイ札幌へむかいました。

 特別講演会は、
  『より良い療養生活を目指して、糖尿病コントロールしよう』
     滝川市立病院院長 黒田 義彦先生

  『メタボといわれて』
     萬田記念病院外来内科部長 種田紳二先生の講演を聞きました。

 昼食後の眠くなる時間帯を必死にこらえて、有益な話を聞くことが出来ました。

 講演会の内容は、後日北海道支部より送られてきますので、友の会の会員の皆様には郵送いたします。
 講演会の後、友の会全員で、ブルーにライトアップされた札幌時計台を見に移動し記念写真を撮りました。%E6%99%82%E8%A8%88%E5%8F%B0%EF%BC%92.JPG
何か世界中の糖尿病患者と手をつないだ感覚をおぼえ、有意義な学習会を終了いたしました。

糖尿病センター広報誌”花笑み第3号(2009.11.02)”発行しました。

花笑み第3号pdf

当院看護師・糖尿病療養指導士の森山由希子が糖尿病合併症について講演いたします。

参加無料となっておりますので、ぜひご参加下さい。

日時:平成21年11月24日 13:30~14:30
場所:札幌市手稲老人福祉センター
内容:第8回健康講話『糖尿病合併症とフットケアについて』

平成21年 第4回「あけぼの友の会」学習会は、世界糖尿病デー(11月14日)に合わせて開催いたします。

あけぼの友の会会員の皆さまは、札幌駅近郊で昼食をとりながら意見交換をし、
その後、日本糖尿病協会北海道支部主催の講演会.pdf  に参加予定です。


「あけぼの友の会」に興味のある方は
011-681-9321(西成病院代表電話)までお問い合わせ下さい。

拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、2006年12月20日、国連は国連総会義で、IDFが要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192カ国の全会一致で可決しました。同時に、従来、国際糖尿病連合(IDF)ならびに世界保健機関(WHO)が定めていた11月14日を「世界糖尿病デー」として指定しました。IDFは決議に先駆け、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズと、国連や空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用。全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
(世界糖尿病デー 公式ホームページから)

世界糖尿病デー札幌

みなさんも、もっと糖尿病の恐さをしり、予防や治療・療養を広げていきましょう!

糖尿病センター広報誌”花笑み第2号(2009.8.10)”発行しました。

花笑み第2号pdf(2009.8.10)

平成21年の第3回の学習会は、ニセコへの小旅行です。

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シルバーウイークの最初の日 9月19日(土)、参加者11名は手稲駅に集合し小樽駅へ。小樽駅ではSLニセコ号の出発式典が盛大に行われ、駅長さんと写真を撮ったり、裕次郎ホームで写真を撮ったり、SL C11の写真を撮ったりと、SLの旅への期待をいやがうえにもかきたてられました。

 また、SLの停車する駅では(歓迎太鼓)、そこの名物「スウィーツ」が販売され、血糖値を気にしながらも皆で分け合い楽しみました。お昼の弁当は、昨年友の会で試食した糖尿病用弁当
(今回は行楽用・607kcal/塩分6g)と真面目にカロリー・塩分控えめに努めました。

 交流会は、ニセコ駅前歩いて1分の綺羅の湯の会場にて行いました。自己紹介と糖尿病と如何に付き合っているか等の話を致しました。いろいろな話しがありましたが、今回参加の会員の方は、前向きに生活習慣の改善を図り、血糖コントロールも順調のようでした。

 それよりも、人生経験豊富なかたばかりで、話題は尽きることなく多方面に展開し楽しい一時を過ごすことが出来ました。

 道の駅までのウォーキングでは、新鮮な地元の野菜や特産物のお土産を買うことが出来、その後ゆったり温泉につかり、ニセコを充分楽しむことができました。

 帰りのディーゼル車は各駅停車・対向列車の待ち時間も多く、会話の時間は山ほどあり話に花を咲かせ、来年は何処へ行くかもかなり煮つまりました。そして定刻には手稲駅に到着し無事に解散いたしました。お疲れ様でした。

平成21年8月25日(火)11時から手稲老人福祉センターで当院副院長、吉江浩光が講師となり動脈硬化についての健康講話が行われました。

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 日本人の死亡原因の3分の1を占める心疾患(狭心症・心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)の原因のもとになるといわれている「動脈硬化」について、どの様な過程を経てなるのか、またその誘引物質(中性脂肪・悪玉コレステロール)やその因子(高血圧・高血糖・喫煙)について身近な例を引用して説明をし、心臓の冠動脈や腎動脈、足の動脈の動脈硬化に対するカテーテルを用いた血管内治療法の具体的なやり方を実際の画像を用いて詳しく解説しました。
 また進歩した動脈硬化の検査方法についても紹介し、とりわけ当院で行われている血管脈波検査について、頚動脈を始めとした全身血管の超音波検査法に於ける長所と短所をカラースライドを用いて分かり易く説明し、動脈硬化の治療薬並びに予防方法についても講演を行いました。
 来場者も予防方法には特に関心が高いようでした。

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