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お知らせ

宮田 真 先生が5月20日、当院に着任いたしました。専門分野は循環器・一般内科です。

6月1日より外来診療を担当いたします。

 月曜 午後 第3診察室、 火曜日 午前 第3診察室、金曜日 午後 第3診察室、

 第1・3・5土曜日 午前 第3診察室

 

61外来担当表.jpg 

従来の検査では検査センターに測定を依頼していたため検査結果が出るまでに時間がかかっていました。今回Quick-DIPを導入する事により、骨粗しょう症の検査が院内で完結し骨塩定量測定結果が当日出るようになりました。検査希望の患者様は担当医にご相談ください。

 

骨塩定量.jpg

下記の通り外来担当医師が変更となります。

 4月3日(水)より 毎週水曜日 午前 志田 玄喜 先生 (リウマチ)

 4月15日(月)より 毎週月曜日 午前 中野 玲奈 先生 (糖尿病・一般内科)

 5月2日(木)より  毎週木曜日 午前・午後 横田  卓 先生 (循環器内科)

平成25年3月21日(木)から、新西成病院での外来診療が始まり、担当医師は下記の診察室で診療を行います。

 

H25.jpg

2月8日付けにて求人情報を更新いたしました。       ⇒<  http://www.nissei-hp.com/kyujin.html >

最近ではレストランや公共施設などで分煙や禁煙化が進んでいますね。

「百害有って一利なし」と言われるタバコ。ではどのような害があるのでしょうか。

タバコには200種類以上の有害物質と40種類以上の発がん性物質が含まれています。

そのためタバコを吸うと、それらが体内に入ってきます。

体内に入ってきたニコチンは血圧を上げるホルモンがたくさん出て血圧を上げてしまいます。血圧が上がると血管の壁が傷つけられ、さらに一酸化炭素で体内が酸欠状態になり悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が血中に増えます。すると血液がドロドロになり動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化になると脳卒中、心筋梗塞、狭心症などなど様々な病気になる危険が高くなります。

 

また、タバコの煙(副流煙)は喫煙者だけでなく周りの人も喫煙しているのと同じ状態にさせます。しかもフィルター無しに吸っている状態なので寧ろ喫煙者よりもたくさん有害物質を吸っている事になります。

両親が喫煙者の子供は学力が低下するというデータもあるそうです。

 

もちろん動脈硬化だけでなく、肺がんや食道がんといった「がん」になる危険も高まります。

体に臭いが付き、口臭へも悪影響です。

 

非喫煙者としては歩きタバコなどは本当に迷惑です。公共交通機関では喫煙者が乗ってくるだけで、臭いで気分が悪くなります。

 

自分だけではなく周りにも迷惑がかかってしまうタバコ。

しかしやめたくてもなかなかやめられないのがタバコですよね。(これもニコチンのせいですが)

 

当院では禁煙外来を開設しております。お薬でタバコをやめられます。

臨床検査室では呼気中の一酸化炭素の濃度を計測するCOモニターという検査を行なっています。一酸化炭素をどれくらい体内に取り込んでいるか計測するものです。

一酸化炭素濃度が赤から緑に変わった患者様は皆様とても嬉しそうです。

お医者さんと一緒に禁煙してみませんか。 

 

    文責:臨床検査室 阿部

 

 

禁煙外来 ⇒ http://www.nissei-hp.com/shinryou/kinen.html

 

 

 

隣人BOOK.jpg バス、地下鉄、JRを利用している私は通勤時間を有効に活用する目的で読書をしています。今回は心に残った一冊を紹介したいと思います。

その作品は札幌在住の女性作家、喜多由布子さんの「隣人」です。喜多さんは北海道を舞台にした作品を書き続けている作家で、「隣人」も札幌が舞台でとても身近に感じながら読むことができます。

 物語は東京から転勤で札幌の高級マンションに住むことになった家族3人が、近所付き合いの主婦仲間から出される不条理な要求に悩まされながら、次々と家族にとって大切なものを無くしていくというかなり恐ろしいお話です。その要求こそが悪意のある強引で非常識な事で、読んでいてなんでここまで言いなりになるのかと思うくらいなのですが、疑うことを知らない善人は、悪人に対しては全く無力であり簡単には拒否できないものだと感じました。

特に後半にかけてのまさしく狡猾に仕組まれエスカレートされていく主人公に対する非情な干渉は圧巻で、私も一気に読んでしまうほどの迫力がありました。

現代社会の問題を鋭い洞察力で、日々の生活の中でもこんな狂気が潜んでいるという警告ともとれる読み応えのある作品です。

人間の怖さを改めて認識させられました。

                            

               画像診断室 室長 溝口 嘉実

平成24年10月9日(火)からインフルエンザワクチンの接種を開始します。

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当院リハビリテーション科には理学療法士が3名おります。理学療法とは「粗大運動の回復を目的に物理的刺激、体操などを用いる治療法」です。これは私が学生だった20年以上前に使われていた定義ですが、リハビリテーション医療が対象とする分野が広がってきた今日でも基本的に変更がないと思います。ここで言う「粗大運動」とは寝たところから起き上がって歩くということです。「物理的刺激」とは温熱(あっためたり冷やしたり)、電気、けん引、マッサージなどを指します。「体操」とは筋力・柔軟性・まひ・バランス・体力などを回復させるための運動を意味しています。大雑把に言うと、病気やけがで歩く動作を始めとする様々な動作の障害・困難を上にあげた手段で改善させようとするものです。ですから当然患者さん自身が「運動」をしていただかなくては始まりません。しかし病気やけがをしている人がそうそう運動できるはずもありません。つまり「やる気」が出ないわけです。高齢者であればなおさらです。いわゆる運動の内容よりも運動をすることの誘因が問題となります。健康な人で女性であれば「やせてきれいになる」ことが運動をすることの誘因となりますし、スポーツをされている方でしたら「記録を更新する」「試合に勝つ」ということが動機付けとなります。つまり「馬の目の前にぶら下がっているニンジン」をどう設定するかがカギとなります。運動に対する誘因ができたとして、それを継続するときに必要になるのは効果(結果)です。運動を続けても具体的な効果が見えてこないと、運動のつらさばかりが感じられ挫折してしまうことが多いものです。これを回避するには項目を決めて記録をとり続けることです。体重やウエストのサイズを測ることや、同じ時間内に歩くことのできる距離を時間(日数)の経過に合わせて比較することが、たとえ小さな変化であっても励みになることでしょう。漠然と良くなった・良くならない、痛い・痛くない、ではその時々の気分によって左右されてしまします。できる限り数値で表せるもので変化を確かめることが重要です。極端にいえば、少しくらい痛かったり格好悪かったりしても、その人が出せる能力が高いほうが日常生活を過ごす時に便利です。リハビリ以外のスポーツやダイエットでも同様の対処法が功を奏することがあると思います。お試しください。 <リハビリテーション科 科長 高岡 昌行>

FMD検査について [ お知らせ ]

血管内皮機能を調べる検査として、FMD検査というものがあり、当院でも最近導入されました。

では、血管内皮機能とは、どういうものなのでしょうか。

 

動脈硬化は、血管内皮機能が低下することから始まります。

血管内皮は、血管の一番内側にある細胞層のことで、血管内皮細胞が弱ると、動脈硬化が速く進行すると言われています。

 

血管内皮機能は、高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満だけでなく、メタボリックシンドロームや、良くない生活習慣(喫煙、運動不足、偏食)でもその機能が低下してしまいますので、日ごろの生活習慣の見直しなどが必要ですね。

 

                    文責 

                    生理検査室 高野安岐
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