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肝臓病センター 潰瘍性大腸炎治療支援プログラム
肝臓病センター
肝臓病でお困りのかたや肝臓病の心配をしているかたがいましたらいつでも相談して下さい。
本センターでは、肝がん、肝硬変、肝炎、脂肪肝などの疾患を診療します。
同時に肝臓病への悪化を防止するように対応しています。
近年、C型肝炎やB型肝炎の治療に有効な新薬が続々と開発され、やがてC型肝炎やB型肝炎の発生が低下していくと考えられますが、まだまだ油断できません。
一方、肝がんによる年間の死亡者は約3万人を数え、日本におけるがん死亡の第5位と上位を占めています。
最新の調査によれば、ここ10年くらいの間にこの肝がんの原因に変化が出てきています。
C型肝炎の割合が減少し、非B非C型の肝がんが約4分の1へと増加しています。非B非C型とは、アルコールや脂肪肝といった生活習慣に密着した要因が大きく関与していることがわかっています。
これらの要因への適切な対応をすることにより肝がんへの進展を防止することができます。
もの言わぬ「沈黙の臓器」と言われる肝臓は、われわれの生命を支える中心臓器です。
もの言わぬ臓器が、「もう参った!」と言うようになってからでは手遅れです。
気になったらいつでも気軽に受診して下さい。
また、胆道系や膵臓に関しても気になることがありましたら気軽に相談して下さい。
図.C型肝炎の自然経過(日本肝臓病学会編)
潰瘍性大腸炎治療支援プログラム
潰瘍性大腸炎でお悩みのかたはいらっしゃいませんか。
潰瘍性大腸炎の患者さんは5千人から1万人の頻度で毎年増え続けています。また、寛解(症状が良くなる)になったとしても再燃することがよくあります。
現在の治療法は、抗炎症薬、ステロイド、白血球除去療法、免疫抑制薬などと大変進歩してきていますが、まだまだ不十分なところがあります。
こんな時には漢方療法を試してみるのも一法です。
当プログラムでは、潰瘍性大腸炎の治療で戸惑っている患者さんと共に、より適した治療法や食事内容を一緒に考え、より良い生活環境がもたらせるよう支援して行きます。気軽に受診して下さい。
日本消化器病学会編